粒子から出たり入ったりするアメーバ
卵型でやや表面が硬く見える70ミクロン位のアメーバ、偽足を四方にのばし、最初は粒子に半分身を隠し、次に外に現われたかと思うとまた潜り、今度は反対側に顔を出す。
月井雄二先生(法政大)のコメント
このアメーバは細胞内に大量の餌を取り込んでいるため,著しく変形しています。アメーバ類は移動時の外形で種を判定しますが,この状態では種どころか,どのグループに属するかも判定するのは難しいです。長く伸びた仮足は,指状仮足のようにも見えますが,このような仮足を出す種類だけでもいろいろいますので,これだけでは属名すらわかりません。
以下は私がこれまでに撮影した画像の中で,この動画に近いと思われるものです。しかし,これら以外にもこのような仮足を長く延ばす種類がいる可能性があります。
http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....
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採取日:2009/05/28
採取場所:広瀬川B Google Map