展示室 > 名称別 > 有殻アメーバ(Diaphoropodon)

巨大アメーバに運ばれて動く粒子たち

糸 のような偽足を沢山伸ばし、背中に粒子を背負ったアメーバ。やがて3個の粒子を手繰り寄せ偽足は別の方角から伸びてくる。アメーバ本体はどこにいるのだろ う? シヌラを避けるように偽足を縮めたアメーバは、やがて別の方向に偽足を伸ばし動き出す。新たな粒子も加わり、さながら大艦隊の移動風景だ。


月井雄二先生(法政大)のコメント
最初に現れたアメーバは他の動画にも出て来たベキシリフェラ(Vexillifera)です。

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

途中から現れる黒い顆粒状のもので覆われた殻に入ったものはおそらくディアフォロドン(Diaphoropodon)です。

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

おそらく,とした理由は,ディアフォロドンは,殻の表面から極細の棘状の突起を多数出しているのですが,この動画の倍率と解像度では観察不能なためです。とはいえ,このような形の糸状仮足をもつ有殻アメーバは,私が知るかぎりディアフォロドン以外にないので,まず間違いないはずです。

採取日:2009/08/09

採取場所:広瀬川B  Google Map

二つのアメーバの出会い1

次々飛び込んでくる獲物を偽足で囲んで体内に運ぶ食欲旺盛なアメーバ。ふと見ると隣には細い糸状偽足を無数に伸ばした巨大アメーバが出現


月井雄二先生(法政大)のコメント
最初に登場するのは,ベキシリフェラ(Vexillifera)か,あるいは,浮遊しているバネラ(Vannella)です。

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

途中から現れたのは,さきほどと同様,おそらくディアフォロドン(Diaphoropodon)です。

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

おそらく,とした理由は,ディアフォロドンは,殻の表面から極細の棘状の突起を多数出しているのですが,この動画の倍率と解像度では観察不能なためです。とはいえ,このような形の糸状仮足をもつ有殻アメーバは,私が知るかぎりディアフォロドン以外にないので,まず間違いないはずです。

採取日:2009/08/09

採取場所:広瀬川B  Google Map

二つのアメーバの出会い2

形も大きさも違う2種のアメーバは互いに近づき、偽足を接触させるが、やがて夫々の方向へ分かれて進みだす。


月井雄二先生(法政大)のコメント
上は,ベキシリフェラ(Vexillifera)か,あるいは浮遊しているバネラ(Vannella)です。

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

下の黒い顆粒状のもので覆われた殻に入ったものは,おそらくディアフォロドン(Diaphoropodon)です。

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

おそらく,とした理由は,ディアフォロドンは,殻の表面から極細の棘状の突起を多数出しているのですが,この動画の倍率と解像度では観察不能なためです。とはいえ,このような形の糸状仮足をもつ有殻アメーバは,私が知るかぎりディアフォロドン以外にないので,まず間違いないはずです。

採取日:2009/08/09

採取場所:広瀬川B  Google Map

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