展示室 > 動画一覧 > Video220

ガラス細工のようなアオミドロ

水田から採取したアオミドロ。透明な管にリボン状を巻きつけたような構造。動きが少ないので撮影しやすい。


月井雄二先生(法政大)のコメント
これはアオミドロ(Spirogyra)です。

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

動画からは,細胞の幅が50〜60μmで,1本の帯状(リボン状)の葉緑体が細胞内で5.5回転しているのがわかります。これなら種まで同定できそうですが,アオミドロ属の分類は,接合時の様々な特徴(接合管のでき方,接合子の形,表面の様子など)で行うので,残念ながらこれだけでは種の同定はできません。このタイプのアオミドロはよく見かけるので,私も何度か撮影していますが,未だに種の同定ができていません。

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

採取日:2006/07/18

採取場所:鹿島台水田  Google Map

2021 © AL-Museum