展示室 > 名称別 > 太陽虫(Pompholyxophrys?)

水田:小さな太陽虫

水田から採取後、寒天上で数日放置。

小さな太陽虫がゆっくりと浮遊している。無防備そうに思えるが、意外に危険は少ないのかもしれない。


月井雄二先生(法政大)のコメント
ゴミの後ろで動いているのは、間違いなく繊毛虫ですが、何という種類かはわかりません。また、ゴミの右手に透明な球状のものが浮遊していますが、当初これが何なのかわかりませんでした後に撮影者から画面を拡大すれば放射状の突起が見えるはず,との指摘を受けて,画面をフルスクリーンにしたところ,最後の3,4秒付近(スタートから30秒~34秒)で,たしかに放射状の突起が見えました。

よって,太陽虫の一種だと思われますが,細胞はゲル状のもので覆われていますのでラブディオフリス(Rabdiophrys)よりはポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys)に近いように見えます。しかし,この動画からはポンフォリクソフリスであると断定はできません。

より高倍率で観察する必要があります。

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

採取日:2006/10/16

採取場所:鹿島台水田  Google Map

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